意識と無意識

『◯◯しながら△△する』
『✕✕しないで◯◯しながら、、、』

当院での「コンディショニング」や「トレーニング」、水曜日に行っているセブンカルチャークラブ北砂での「骨盤ストレッチ」を受けられた方はわかると思いますが、いくつも意識をしながら身体を動かします。

息を吐いて吸うという一番基本的な身体の動作である呼吸や立つ、歩くという何も考える(意識する)ことなく無意識に行っている動作が余計な筋肉の力みを作り、その筋肉の力みが筋肉の凝りや関節の痛み、内臓の不調を引き起こしていたりします。
しっかり息が吐けると余計な筋肉の力みが抜けます。しかし、息を吐くことも余計な筋肉を力ませながら行っているとしっかり息を吐くことができなくなり、息を吐いても余計な筋肉は力み続けます。
何も考える(意識する)ことなく無意識に行っている動作、簡単に言うと身体の癖・習慣であり、身体の癖・習慣が凝りや痛み、不調の原因であることが多いのです。

凝りや痛み、不調を改善していくために癖・習慣を改善していきます。そのために無意識に余計な筋肉を力ませながら行っている動作を余計な筋肉を力ませないように意識しながら動作を行います。
呼吸、立つ、歩くという動作も全身の筋肉が連動して行われているので、ひとつだけでなくいくつもの意識をして動作を変えていかなければならないので、『◯◯しながら△△する』『✕✕しないで◯◯しながら、、、』となります。

動作を意識して続けていると、意識していた動作が無意識に行えるように変わってきます。そのことを(余計な筋肉を力ませないようにして動かすということは骨を動かしいる感覚に近いこともあり)「コツ(骨)をつかむ」とよく表現されます。骨が動かなければ自然な呼吸もできません。

筋肉・筋力に頼り過ぎて余計な筋肉を力ませていると流れるような動作、美しい・柔らかい動きにはなりません。ロボットのようなカクカクしたかたい動きになりがちです。

癖・習慣は自身では気づきにくいです。
頭でわかったとしても身体ができなければ、凝りや痛み、不調の原因は改善・解消はされません。
身体は、すぐに、簡単に、で変わるものではないです。


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