東洋医学

西洋医学と東洋医学のどちらが良いか、ということではなく。。
東洋医学では身体の「気」の流れを良くすることで『陰と陽』のバランスを整えています。という話です。
我々の身体には生命活動には不可欠のエネルギー(気)が循環しており、この体内の気の流れを良くし『陰と陽』のバランスをとることが重要とされています。
 『陰と陽』のバランスは西洋医学的には『交感神経と副交感神経』のバランスと翻訳されるようです。

ストレスに対しても鍼灸やマッサージの刺激が神経を活性化させ、脳を正常化する効果があるそうです。
前頭葉 はストレスに影響を受けやすい場所です。ストレスが長期にわたると 前頭葉が正常に機能しなくなります。そして、不安やうつの原因となります。

視床下部 のオキシトシン がストレス軽減に大きく関与しています。このオキシトシンの発現や放出を刺激する事ができれば、ストレスに起因するうつや不安の解消に繋がります。

瞑想, ヨガ、太極拳による精神集中は前頭葉に直接作用して、その機能異常を補正します。前頭葉の機能が正常化することにより、視床下部のオキシトシン神経への指令が亢進するものと考えられます(トップダウン効果;図1)。一方で、鍼やマッサージは、末梢の知覚神経の刺激を経て、視床下部のオキシトシン神経の活性を高めます(ボトムアップ効果;図1)。この両者(トップダウン効果とボトムアップ効果)により、オキシトシン産生が高まり、うつや不安の解消が期待できます。


痛くなったら、辛くなったら鍼灸やマッサージで解消・改善、が多いと思います。
しかし、定期的に鍼灸やマッサージを受けることで身体のバランスを良い状態に保てるようになります。いわゆるメンテナンスです。
ご来院お待ちしております(笑)



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