脳もクールダウン
寝つきが悪い時は脳が興奮して(活発に活動して)いて温度が上がっている可能性があるそうで、頭を少し冷やして脳の温度を下げるといいそうです。
質のよい睡眠をとるのに大切な要素はいろいろありますが、そのひとつが「体温調節」です。体温調節機能の働きも睡眠に影響を及ぼすと言われています。しっかり休息をとるのに特に大切なのが、脳の温度を下げること。不眠症の患者は、脳の前頭葉がいつまでも活発に活動して温度が上がっているため、寝つきにくくなっていると考えられます。ちなみに乳酸は激しい運動などをすると一時的に体内で濃度が高くなりますが疲労物質ではないです。30分~1時間で分解され乳酸の濃度は元に戻ります。
消極的休息は、昼寝や睡眠のように体を動かさずじっとしている休息のこと。一方、積極的休息は、ウォーキングやヨガなどの有酸素運動で血液の循環を良くして、疲労物質である乳酸の分解をスムーズにし、疲労の回復を早めることを指します。苦しくない・きつくない程度に身体を動かすことで血液の循環を良くしたり、硬くなっている筋肉を動かしてほぐしたりして疲労の回復につなげようとするのが積極的休息です。